受験の先にある生きる力の基礎となる言語 -作文に『私らしさ』を、 読書習慣の確立を、書く力を鍛えて始める読解問題対策、テスト後に行う問題解決型5教科定期テスト対策

授業内容例

「1 外発的ではなく内発的な動機付け」「2 知識の暗記ではなく、リテラシー能力の向上」「3 受信ではなく発信を目的とした指導」 の3つの指導原理の基で、「読み、考え、書く」の一連の国語教育を実践します。

書くことは論理的な構造を作りだす設計作業であり「考える」と「書く」は表裏一体の行為です。全ての学習過程を書く行為(作文、小論文)に帰着させる指導をします。指導のイメージを描いて頂きたく、スタンダードクラスの授業の一例を紹介いたします。

STEP1 ブックトークと内発性に基づく課題検討

授業の始めに読んだ本のブックトークを実施します。その目的は本の読み方と、自らのイメージを言葉で表現し相手に伝えられるか確認するためです。ブックトークの段階で生徒自身が問いを見いだしたならすかさず発信のための題材として用います。さらに生徒の近況と思いを共有します。そこから内面の志向を読み取り発信に到達し得る題材を抽出します。

ある小4の生徒さんは家族との海外旅行の様子を伝えてくださり、写真を共有しました。そこには次の2つの建物の写真があったためそれらを題材とし発信に向けて動き出します。今回の例では写真を読む対象とします。

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STEP2 観察・視点変化による情報の発散

観察することにより情報を生み出し発散させます。その際に必要になることが想像力を使った視点変化です。視点数が増えるとそれに比例し紐付けされた情報が現れて来ます。生徒一人で視点を増やすことが難しい場合があるため講師が補助として視点例を与えます。さらに生じた質問の答えを本やインターネットを用いて調査します。自ら知りたいという思いを満たすときに取り入れる情報は記憶に定着しやすいだけでなく情報を活用するという認識も生まれます。

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STEP3 分類による情報の整理と集約

発散させた情報を分類し集約します。どのようなカテゴリーで分類するかを決めるため発散した情報を観察します。分類するための基準を決め、それに従って情報を対比対象毎にシートに書き込みます。例えば、「自然環境」、「建物構造」、「文化、宗教」に分類し、比較の準備を整えます。

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STEP4 比較し結論の抽出

整理した集約した情報集合を用いて結論を導きだします。共通項と相違点を見つけ出す比較の仕方を指導し作業を進めます。

今回の例に挙げました小4の生徒さんは地域の自然環境が建物の構造に制約を与え、それが生活様式や考え方
までに影響を与えるのではないかという結論を導き出していました。

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STEP5 考えたことを書き上げる

抽出した結論を伝えるために文章としてまとめ上げます。スタンダードクラスでは論理的展開よりも結論に行き着くまでの思考プロセスを意識してまとめあげます。このようにして1000字程度の比較作文を作り出すことができます。

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紹介しました内容は授業の一コマであり、この様な指導原理に基づいた読み、考え、書きのプロセスを何度も積み重ね目指す姿に向かいます。各クラス、生徒の成長に合わせ様々なテーマを用意しております。テーマが変わっても根底にあります指導原理、三要素の一体指導が変わることはありません。指導方法の研究、改善を怠らず継続して進めます。

 

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