受験の先にある生きる力の基礎となる言語 -作文に『私らしさ』を、 読書習慣の確立を、書く力を鍛えて始める読解問題対策、テスト後に行う問題解決型5教科定期テスト対策

講師紹介

こくごネットの理念、ビジョンに沿って共に指導を実践する講師をご紹介します。

瀬戸隆文

社会に出てから読み書きがきちんとできる子どもを育てる。これが私たちの使命です。

【受身的vs 自発的】

 現在の学校教育は、お手本となる文章やテキストが目の前にあり、生徒はそれを受身的に学ぶ。これまでの作文の学校教育は生徒とは無縁の言葉の寄せ集めでできていた。

そうではなく、自分の五感で感じるものを言葉にし、文章化していく。それの発展段階が5W1Hである。つまり生徒が積極的に学ぶ。具体的にはマンガを作成し、見て、楽しみながら作文の基本形を覚える。そのマンガを見ていない人にも内容が分かるように説明する。書き言葉を意識した指導である。他人に分かるためには客観的に書く必要がある。

【外発的動機づけvs 内発的動機づけ】

 現在の学校教育は外発的動機づけ。受験のための勉強である。殆ど死語に近い四字熟語を試験に出るから暗記する。進学塾では始めから「読解問題」をやる。結果、「作文嫌い」「本嫌い」の子どもを生み出す。

内発的動機づけとは、勉強をすることそのものが面白いということ。自発的な自由な読書がある。すると、本の言葉をまねて書く作文が生まれ、物語が持つ型を用いて構造を捉える。次の段階はそれを論理的に発展させる三角ロジックで、これは「結論~理由~具体例」となる。最終的に目指しているのは「考える教室」で、これも小論文用の補助シートを使って学習していく。思考方法は、クリティカルシンキングで、情報をうのみにしない態度を養う。最後にクリティカルシンキングで物事をその根本から疑いながら考えていく。つまり考える教室を目指す。

瀬戸隆文略歴

1970年、北海道函館市に生まれる。1974年早大仏文科卒。会社勤務を経て、2005年から都内国語専門教室に勤務。滞英10年の経験から言葉の持つ力及びコミュニケーション方法に関心がある。

PAGETOP